2014年8月14日

"終戦の日"にあたって

もうすぐ69回目の「終戦の日」がやってくる。戦争体験者が減りつつある中で、我々日本人の「戦争」や「平和」に対する意識も徐々に変わってきているようだ。さて、あなたは子供達に何をどう伝えていくおつもりだろうか。

毎年書かせて頂いているが、昭和20年8月15日に放送された昭和天皇の詔勅の中にこそ、日本人が後世に残すべき重要な事柄が込められていると私は考えている。おそらく内容を熟知されている方は少ないだろう。映像は現代語訳付なので、何が語られたのかをしっかりお聞き取り頂きたい。


このところ反対デモの類が多くなったような気がするが、単に反対と声高に叫ぶだけでは何の説得力もない。原発問題などでもそうだが、冷静に賛否両方の言い分にしっかりと耳を傾け、その上で、5:5、7:3、4:6のように意見をバランス良く持たねばならない。「反対!反対!」だけでは単に感情論に走っていると見られても仕方がないのだ。

太平洋戦争についても、その功罪を単純にぶつけ合っている場面を良く見かけるが、もう少し大局的な見地でものを言ってくれる政治家・学者はいないものか。最近のメディアを見るにつけ、嘆かわしさを感じざるを得ない。白黒をはっきり付けることより、様々な事実・意見を自らに蓄積していくことが何より大切なことだと私は思う。


YouTubeの映像に関して
著作権及び編集に関する全責任は制作者にあります。当ブログでは映像を「共有」させて頂く形で紹介しております。視聴すること自体に何ら問題はありませんが、ダウンロードする行為は違法となりますのでご注意ください。