2014年6月17日

アナと雪の女王

話題のディズニーアニメーション「アナと雪の女王」を見て来た。新宿バルト9のレイトショーで、24時30分の回である。観客は私を含めて20人ほど。子供の姿がなく集中して見られるのがいい。3D吹替版を見たかったのだが、バルト9の3Dは字幕版のみの放映であった。


アナと雪の女王(原題:FROZEN)はアンデルセンの童話『雪の女王』をモチーフにしているが、ストーリーは完全オリジナルなのだそう。雪と氷の魔力を持つ女王「エルサ」と彼女を取り戻すため冒険の旅に出る「アナ」の姉妹を主人公に、王国を救う真実の愛が描かれている。吹替版ではエルサを松たか子さんが、アナを神田沙也加さんが演じている。

一言で表現するなら、老若男女誰でもが共感できるディズニーの王道ミュージカルアニメ。日本で作られるアニメのようなストーリーの深みは感じられないが、世界42カ国で吹替えられていることからも、宗教観や思想に偏らない普遍的な愛を描いているということなのだろう。逆を言えば、日本のアニメは少々小難しく作られ過ぎているのかもしれない。


ディズニーの長編アニメ作品としては53作目で、短編アニメの『ミッキーのミニー救出大作戦』(3D作品)が同時上映。 日本での興行収入は、6月2日時点ですでに212億円を突破。観客動員数も1600万人を超える大ヒットとなっている。予告編やお馴染みのテーマソングはディスニー公式YouTubeでご確認を!