2014年3月22日

富士山のフトコロ

「春分の日」の山梨は朝から快晴。事務所の研修センターから臨む富士山もくっきりと鮮やかだ。今日は諸々の買出しをして、センター内の最終的な模様替えを敢行。研修センターを構えて2年以上経つのだが、訪問するのは月1~2回、特に冬の間は雪のため3ヶ月間ほとんど使わないこともあり、全てが整うのに時間を要してしまった。


作業も一段落し、今回の一番の目的である「河口浅間(あさま)神社」の参詣へ。「河口浅間神社」は864年(貞観6年)の富士山大噴火を鎮める為に、その翌年、富士山と対峙する河口湖のほとりに富士山の神を祀ったのが始まり。大きな赤い鳥居の先には樹齢800年を誇る杉並木が出迎えてくれる。



本殿は横に広い「一間社造り」と呼ばれる造りで、社殿の中はかなり広々としている。境内には「七本杉」と呼ばれる7本のスギの神木が立つ。これらはいずれも樹齢1200年を数え、山梨県指定天然記念物に指定されている。私がお参りを終えた頃、ちょうど観光バスが2台到着。観光スポットとしても定着しているようだ。

ちなみに、浅間(せんげん、あさま)神社のほとんどは富士山に対する信仰(富士信仰、特に浅間信仰)の神社をさす。山梨や静岡にはこの「浅間」を冠した神社が数多く存在する。研修センターをこの地に置かせて頂いたのも何かの縁。お参りを欠かさないようにしたい。