2014年2月22日

今日は何の日?

去年と同じ内容の記事となるが、今日2月22日は「ニャン、ニャン、ニャン」という数字の語呂合わせで『猫の日』とされている。猫は干支に入れなかったかわいそう(?)な動物。せめて記念日くらい設けてやってもいいのかもしれない。


そして、今日はニュージーランドの地震からちょうど3年目にあたる日。この地震では日本人28人を含む185人が死亡。私も数年前にクライストチャーチを訪れたことがあるのだが、街並みが絵画のように美しかったのを覚えている。写真は崩壊前のクライストチャーチ大聖堂。莫大な修復費がかかるとのことで、残念ながら解体が決定した。

翌月に起きた東日本大震災の被害があまりにも大きかったので、ニュージーランドの地震の話題は日本ではあまり報道されなくなってしまったが、決して忘れてはならない災害の一つである。


ちなみに、大聖堂のほど近くに去年8月、紙管を使った仮設の聖堂がお目見えした。設計を担当したのは日本人建築家の坂茂(ばんしげる)さんで、少なくとも10年間はこの紙の聖堂が使用されるのだという。

さらに日本人として忘れてはならないのが、島根県が独自に制定している「竹島の日」。島根県の公式サイトではかなり細かく「竹島」を取り上げ、断固たる主張を貫いている。国際的な見地から見て、誰がどう考えても「竹島」は日本固有の領土であり、韓国が不法占拠し続けているのは明らか。日本国民として、そこは絶対に譲るわけにはいかない。


とは言え、何も出来ず見過ごしてきたここ数十年の政権のだらしなさに糾弾の矛先が向かっていることも承知の事実。北方領土、尖閣諸島の問題も含め、日本政府には今こそしっかりとした態度を取ってもらいたいと切に願うばかりだ。

ただ、最もとがめられるべきはこうした問題に無関心でいる国民一人一人であろう。確かにそもそものPR不足や根本的な教育に問題があると言ってしまえばそれまでだが、ならばまず自らの力で知識を得て、考えを持てばいいだけのこと。無知である自分を放置していること(=無関心)こそ、恥ずべき行為とわきまえたいものである。