2013年6月7日

ひなげしのシーズン

自宅近くのソレイユの丘で今満開を迎えているのが「シャーレー・ポピー」。日本では「雛芥子(ひなげし)」や「虞美人草(ぐびじんそう)」と呼ばれている花だ。


ひなげしの原種はヨーロッパで生まれ、ヨーロッパの温帯、熱帯アジア、北アフリカに分布。日本には室町時代以前に既に渡来したされる。現在最もよく知られているのがこの「シャーレー・ポピー」で、イギリスのコーンウォール州シャーレーに住んでいた牧師が試行錯誤を繰り返して19世紀末に開発した品種。初夏にぴったりの爽やかな風情である。