2013年4月1日

三日見ぬ間の桜

「世の中は三日見ぬ間の桜かな」。桜の花があっという間に満開になり、あっという間に散ってしまうことを世の中の移り変わりに掛けて言ったことば。桜を使ったことわざでは、「明日ありと思う心の仇桜」もほぼ同義と捉えていいだろう。


去年おととしのブログを見ると、今日の時点では桜はまだ咲き揃ってはいない。満開の記事は一週間ほど先になって書いている。今年の東京は2週間近く季節を先取りしているのだ。今日から4月。このところの肌寒さで、花は散るのをためらっているようにも見えるが、同時に若々しい青葉が萌えはじめている。