2012年11月16日

幻の京急延伸計画

新居の最寄り駅は京急線(京浜急行)の終点「三崎口駅」。出向いたことのある方はご存知だろうが、畑のど真ん中にポツンと作られた何とも中途半端なターミナル駅である。


実は、当初の計画ではそのまま延伸をして、油壺マリンパーク付近に「油壺駅」を、そして三崎港の中心部に「三崎駅」が出来る予定だったのだが、用地買収が困難になったことや自然保護の観点から計画は頓挫したままとなっている。


京急では三浦市などとも協議して、今後の延伸計画を練り直すとしているようだが、観光資源と言っても「マリンパーク」「三崎港」「城ヶ島」程度。人口5万人足らずの街に電車を走らせても採算は見込めそうにない。「三崎口駅」で途切れてしまっている線路。この先には自然豊かな「小網代の森」が広がる。計画はこのまま幻に終わってしまうのだろうか。