2012年9月29日

あいみつ=相(合)見積

7年前に購入した葉山の自宅マンションが手狭になってきたこともあり、今年に入って物件を本格的に探していたところ、車で10分ほど離れた場所に建つ築20年(平成4年築)の中古マンションと出会う。先日売買契約を済ませ、現在リフォーム(内装)の段取りを進めているところだ。


通常、中古マンションは売主が部屋のリフォームを済ませた状態で売りに出すのだが、この部屋の場合、部屋のクリーニングはおろか、クロス(壁紙)もはがれたまま、玄関の床も無残にめくれ上がった状態。その代り、販売価格が相場の7割程度とかなり安価で出されていたという物件である。写真ではわかりづらいが、実はかなり汚れているのだ。

リフォーム代は自己負担なので、見積もりも慎重に行う。3社に見積もってもらったが(あいみつ)、大手業者はきめ細やかなサービスこそ充実しているものの、料金はそれなりに高く設定されてしまう。私は地元に根ざして20年、個人で経営されている内装業者を選ぶことにした。同じ内容の工事でも大手の約半額で済むというから驚きである。


葉山のマンションは海を真下に臨む眺望に関しては申し分なかったのだが、一人とは言え生活をするには部屋が狭く、3点ユニットで風呂・トイレは同室。友人や両親を招いてもゆっくり泊まっていってもらうことすら出来ない。

今回は50平米超の2LDK。決して広いとは言えないが、人を招くには充分な広さだ。多少遠くなったものの、食卓に座ったまま海を臨むことも出来る。仕事の合間で少しずつ部屋を整え、年内には移転を完了させたいと思っている。