2012年9月13日

今に残る「春の小川」

東京の渋谷区から港区にかけて流れる「渋谷川」。渋谷駅から明治通り沿いの古川橋付近で今も流れを確認できる。実は、この「渋谷川」の支流「河骨川(こうぼねがわ)」こそが唱歌「春の小川」のモデルになった川。今ではビルに囲まれてその面影も感じないが、少なくとも100年前は都心にもそんな自然が溢れていたのだ。

 
♪♪ 春の小川
 
春の小川は さらさら行くよ 岸のすみれや れんげの花に
すがたやさしく 色うつくしく 咲いているねと ささやきながら
 
春の小川は、さらさら行くよ えびやめだかや こぶなのむれに
今日も一日 ひなたでおよぎ 遊べ遊べと ささやきながら
 
   
コンクリートの護岸になってしまった「渋谷(河骨)川」にも昔は両岸に草地の岸辺があって、悠々と流れを湛えていた。歌詞に出てくる「えびやメダカやこぶなの群れ」は今ではもう見ることは出来ないが、小田急線の代々木八幡駅の近くに「春の小川」の歌碑が残されている。都心の真ん中で昔を偲んでみるのも一興だ。