2012年8月10日

日韓戦で思うこと。

ロンドンオリンピックの「男子サッカー」と「女子バレーボール」はいずれも3位決定戦で韓国を相手に戦うこととなった。「因縁の対決」といわれる日韓戦。特に韓国では毎回特別な試合と位置づけられている。

絶妙(?)なタイミングでの韓国大統領の竹島上陸。支持率低下を食い止め、求心力アップを図るためのアクションと見られるが、オリンピック中で、しかも8月のこの時期というのも確信犯の成せる技。日韓関係を深めることより、自らの保身を優先した行為と解釈せざるをえない。日本政府はしっかりと抗議をし、断固たる姿勢を貫いてもらいたいものだ。


日韓関係を語る人は口々に「隣国を理解する…」とおっしゃるが、私はそれには賛同しない。我々には「理解」する前に「知る」ことが何より必要なのだ。知りもしない人が「理解」も「批判」も出来ない。いや、してはならないのだと思う。賞賛する人はいないとして、無関心であること、単に批判をすることこそ恥ずべき行為なのではないだろうか。

政治と文化・スポーツは別物。韓国大統領の横暴は許されざる行為と糾弾するが、オリンピックでの対戦にその怒りは持ち込みたくない。K-POPを愛してやまない私の純粋な思いも一政治家のくだらない私利私欲にまみれることはない。日本人としての品格はそういうものであると私は思う。