2011年11月2日

本当の被災者支援

東日本大震災の被災3県が抱えるガレキを受け入れようという市町村が、一時の申し出の10分の1にまで減少しているという。その理由のほとんどが市民(市民運動団体)の反対なのだそうだ。今日は岩手県で出たガレキの一部を引き受ける東京都の運送作業が行われたが、ニュースではわざわざガイガーカウンターを使って測定をするシーンが…。


放射能で汚染されたガレキと一般のガレキを分けて考えられない一部の低能な考えはどうにかしたい。被災者支援を唱えておいて、いざ自分たちに火の粉が降りかかりそうになると、一変拒否に転ずる。何とも勝手なものだ。

最近都内で放射能騒ぎが続いているが、あまりに過敏になり過ぎてはいないだろうか。身の回りに普段どれだけの放射能が飛び交っているかを知ってからものを言ってもらいたい。確かに子供たちのことを考えると心配なのはわかるが、福島の当事者の方たちのことを考えたら、我々の不安などスズメの涙だということを自覚すべきなのだ。